2023年に誕生した国家資格「愛玩動物看護師」。まだ始まったばかりの資格ですが、今後の10年でその役割と活躍の場は大きく広がっていくと考えられています。
なぜなら、動物医療を取り巻く社会は、これからますます変化していくからです。
日本ではペットの平均寿命が年々延びており、犬も猫も「15歳以上まで生きる」ことが珍しくなくなってきました。
長生きする一方で、がんや心臓病、腎臓病など、人と同じように高齢特有の病気も増えています。こうした背景から、動物医療の需要は確実に高まっていきます。
愛玩動物看護師は、動物の高齢化社会を支える専門職として重要性を増していくのです。
CTやMRIといった検査機器の導入、再生医療やがん治療など、人間並みに高度な医療が動物にも広がっています。
その現場で獣医師を支えるためには、より専門的な知識と技術を持ったスタッフが欠かせません。
愛玩動物看護師は国家資格として認められたことで、採血や点滴などの医療行為を担えるようになり、今後はさらに専門分野での活躍が期待されます。
これまでの主な就職先は動物病院でしたが、これからの10年で活躍の場はどんどん広がります。
「愛玩動物看護師=動物病院」というイメージを超えて、社会のさまざまな場面で必要とされる存在になっていきます。
海外ではすでに獣医師と看護師が分業し、高度な医療チームをつくっている国もあります。
日本の愛玩動物看護師も、今後は国際基準に近づき、アジアや世界の動物医療に影響を与える可能性もあるでしょう。
これからの10年で、愛玩動物看護師は
ビジアカでは、専門職としての高レベルの動物看護スキルや知識はもちろん、グルーミング・しつけをトータルに身につけ、
どんな場面でも臨機応変に対応できる力を養い、動物医療現場で長く活躍できる人材を育成します。
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